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日本公庫の融資と会社設立との関係
「会社設立して起業しようと思っているのですが、
会社を設立する時の資本金は融資の対象になるんでしょうか?」
これから起業する方に多い質問なのですが、
そもそも日本公庫は事業資金を融資する機関ですので、
資本金の払込みに使う資金については対象外となります。
要するに、日本公庫の融資の対象である事業資金とは
店舗、機械などの設備資金、人件費や仕入などの運転資金をいうのであって
会社を設立する際の資本金は含まれないということですね。
すなわち
会社を設立して起業する場合は、設立登記後の法人が融資の対象となりますので
手続きとしてまず会社を設立して、その後に融資を申し込むという流れになります。
しかし、ここで注意しておいてほしいのは
会社を設立した後では申し込むことのできない助成金がある
ということです。
助成金との関係を忘れている方が圧倒的に多いのです。
すなわち、助成金の受給要件に該当している場合には
まず助成金の申請をし、
その後に会社の設立をし、
そして日本公庫に融資の申請をする
という順序を踏む必要があるのです。
この順序で手続きを進めていかないと
助成金がもらえなかったり
日本公庫から一度は融資を断られると
いったことになるのでぜひ覚えておいてください。
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