借金の返し方
日本政策金融公庫や制度融資から融資を受けて
事業を始めましょう
そのためにはこうすれば融資を受けられますよ
ということを教えるのがこのサイトの主目的なのですが
借金の仕方だけを教えておいて
借金の返し方を話さないのはどうかなと思いましたので
今回はこの話をまとめます。
まず、大前提の話として
設備資金で1000万円を7年返済で日本政策金融公庫から借りた
ということであれば
7年で1000万円を返せばいい、と考えるのは大間違いで
初年度で全額を返してください。(4月に借りたなら4月から12月までで)
これくらいの勢いでやらないと、途中でしんどくなってくるからです。
これは、何年も前から言っているので知っている人は多いでしょうが、
念のために確認で書いておきました。
特に今は時代の流れが速いので、なおさら意識しておかないと大変になります。
借金した事業に集中して一気に利益を出して一気に返済。
本業が全てです。
借金も返せてないのに別事業に手を出すとか、店舗数を増やすとかありえないですよ。
借金は返し終わってそれから別事業、2店舗目です。
特に初年度で全額返済するつもりでやる、というのが一番重要です。
途中で返済がしんどくなる人というのはこの観点で事業やってないから途中で失速するのです。
実際に返すかどうか、プールしとくかはまた別の話ですよ。
(※私から直接アドバイスを受けた人はそっちのやり方でOKです)
とにかく初年度で一括返済するつもりで本業に集中する。
ここまでは大前提の話です。
ですが、実際はそこまで上手くはいかないケースが多い。
初年度で上積みできた返済金は300万とか500万とか。
あと500万足りない、みたいな状態が多いです。
で、ここから
人を増やして
広告費を上積みして
商品ラインナップを増やして
残りの残額も一気に返しましょう!!という考え方も一つありです。
やっていい。
ですが、一生懸命頑張ってきた初年度で増えた資産もあるはずです。
自社のホームページ、お客さん、苦労した経験、
起業を通じて培われたあなたの人間性、本業のスキル
数えだしたらきりがないですが、
その増えた資産を使ってまた別に収益化したらよくないですか?
そっちが楽だし。
前回、自分が楽しいことをして稼ぐ方法という内容のメールを送りましたが
(参考⇒メールを読んでいない人はこの記事)
あれも選択肢の一つですよね。
人と接するのが好きで、コミュニケーション能力が高いのであれば
あれをやればいいと思います。
あなたにはお客さんが既にいるはずなんで一緒に楽しいことやればいいだけです。
もちろん一気にいけるかどうかは別の問題ですが、少なくとも楽しく返済できます。
自社のホームページがしっかり1年間運用されていて、価値が上がってるんであれば
そこに他社の広告を貼ってあげてもいい。
おそらく何もしなくても(ホームページの更新はどっちにしろ必要だけども)
毎月の返済金くらいはそこから上がってくるはずです。
私はどちらかというと文章を書くのが得意なんで、こっちでやりました。
一気にはいけませんが返済のストレス完全フリーで、気がついたら勝手に完済できます。
ですからこれもでいいと思います。
こんな返し方の人もいます。
自分が最初の1年間書いてきた広告のうち、反応が良かった広告をまとめて
パッケージにして同業者に一気に売って一気に借金を返した人。
整骨院してる人ですけど。
このやり方は同業者には嫌われますけど、気にしないなら有りだと思います。
あくまでも原則は本業を引き続きがんばって
残りも一気に返済するまで続けていかなければだめです。
ですが
人を増やして
広告費を上積みして
商品ラインナップを増やして
残りの残額も一気に返しましょう!!
って言われると「しんどいな」と感じる場合はそんな方法もあるよ、という話です。
そんな気分になる事があることもわかりますんで。
知らなければあなたの中での選択肢になり得ないんで
私はメールセミナーの中で色々な事を紹介するようにしています。
自分に活かせそうなものだけ
参考にしてもらえればいいだけです。
まあ
借金を返すだけなら究極言って
借金総額を10で割った金額の商品を作って3ヶ月以内に売ればいい
ってことを知っていればそこまで不安はなくなる思いますけど。
選択肢はたくさんあるってことだけは知っておいてほしいと思います。